ビリヤードのご親戚〜ィ ちょっと古い話なんで恐縮ですけど、このあいだ大阪に行った時、トレードセンターという所で高齢者向けスポーツ展示の中のひとつバンパー・プール台を見てきました。 これね。↓ ビリヤードの亜流と侮るなかれ。日本にはちゃんとバンパー・プール協会があり、高齢者でも参加できるニュースポーツとして広く活動しておられる。ルールはこちらね。 私、以前バンパーは「突起物のあるキャロム」と書いたけど、穴に落とすポケット型が主流でした。間違いでした。ゴメンナサイ。 台の大きさは大体ビリヤード台の四分の一ぐらい。ちこっと玉突かせてもらったんですけど、ラシャはかなり重く玉は走らないですけれど、 ↑このキノコみたいな突起物が曲者。やたら跳ね返るですよ。それもとんでもない方向へ、もうすっごい勢いで! こんな中に玉撃ちこんだら何処に行くやらポケットのプロでも計算できませんぜ。きっと。 バンパー・プールは各地方自治体が高齢者を対象によく試合をやっているようですが、私なんぞ相当練習せなんだら予選通過できんわ。難しいもんホント。 で、バンパー厭きたんで(本当は上手く出来ないので)他のニュースポーツを見ていたらこんなのがありました。 ミニヤード!これよこれ↓ ちょっとカロムに似ているかな。突くのは玉じゃなく円盤状の駒。 台はねぇ回転するんですよ、中華料理店のテーブルみたいに。だから体の移動がままならぬ方でも座ったままで好きな角度から突けるんですよ。よく考えてあるなぁ。驚いたことにキューはスプリング仕掛け。正直使いにくかったけど。 もうこの辺りまでくるとビリヤードとはいえないけど、ビリヤードの新しい可能性が感じられてチョット楽しいよね。 ミニヤードの紹介。漫画もあるでよ。 一応ルール。 |
台湾だわさ 「な〜るほど・ザ・台湾」という雑誌があるんですよ。 台湾に旅行中の観光客や台湾在住の日本人駐在員の方向けに日本語で書かれたタウン誌で、台湾のホテルなどによく置いてあります。 そういう雑誌なので日本の書店ではほとんど置いてないのですが、銀座の東芝ビルの旭屋書店などのごく一部の書店や1年か半年の定期購読なら手に入ります。 台湾・韓国フリークの私も一時期定期購読してました。結構高いのでやめちゃったけど。へへへ・・・ 話戻って、本の内容は、台湾のちょっとした紹介、飲食店の紹介、時事問題、連載物では「今月の美人」という台湾の女性タレントのインタビューなど。 で、今度の11月号の「今月の美人」はジェニファー・チェン(陳純甄)!(バックナンバー2001年11月176号) ついで「な〜るほど・ザ・台湾」のサイト! 日本では「な〜るほど・ザ・台湾」が手に入るのは11月12日以降みたい。 もう一丁台湾ネタ! 私ね、台湾に行った時ビリヤードの本を買ってきたんですけど、これ日本で発売されている本の台湾版なわけですよ。 内容、レイアウトともに全く同じ。 台湾まで行ってこんな物買ってくるのもお間抜けですが、比べて見ると中国語のビリヤード用語がわかってこれはこれでオモロイでっせ。 で、チョコっと台湾本から紹介。
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彦根カロム 皆さんカロムって知っていますか?知っている人は知ってますよね(当たり前だけど)。 ビリヤードとおはじきをミックスしたような、いわば卓上ビリヤードといった感じのゲームなんですよ。 日本だとなぜか彦根で盛んなのです。 このカロム、ルールも我らがビリヤードのエイトボールに似ているんですわ。 使用する盤はカロム盤といって名称は次のとおり。 外寸/62.0センチ 円の直径/25.0センチ ポケット/半円19.5センチ ルール 対戦人数は2人か4人 赤と緑のパック(円盤状の駒)を12個づつセンターサークルの上に交互に並べ、ジャックスポット上にジャック(円盤状の駒)を置き、赤と緑のストライカーと呼ばれる駒を指で弾き、自分のストライカーと同色のパックをポケットに落としていく。 自分の色のパックをすべて落とした後でジャックを落としたら勝ち。 自分のストライカーを落とすと既に落とした自分のパックを盤に戻すペナルティーもある。 似ているでしょう。エイトボールに。 彦根では青年会議所が中心になって普及や大会などの活動やカロムの歴史、海外のカロムなどを研究されています。 詳しくは彦根カロムのホームページで またこのカロム、色々な国で、色々な名前、色々なルールで行われており、中国では康楽球と呼ばれ、アメリカはキャロムという名前でキューで突いてる!このあたりは特に似ているなぁ我らがビリヤードに。 たしかフイリピンのポケットのプロも子供の頃、このようなゲームをしていたと聞いたことがある。 カロムは12〜13世紀頃エジプトで生まれ、15世紀頃イギリスに伝わったらしい。ビリヤードエジプト発生説はこのあたりが論拠なのか? う〜ん、ビリヤードの原型がカロムとはちょっと思えないけれども、その長い歴史の中でカロムとビリヤードが互いに接触し、影響しあってきたかもしれませんね。 (参考 カロムロード 杉原正樹 淡海文庫 ・彦根カロムルールブック 彦根青年会議所) あっ、それから6月17日に彦根でカロム日本選手権大会が行われるそうです。 |