伝説の格闘技 撞球拳とはなにか?
 古来よりビリヤード場は殺伐としており暴力、窃盗、殺人は日常茶飯事であった。その長い歴史の陰には己を守るため、ビリヤードを格闘術・護身術へと昇華させた者達がいた。今回はその中でも世界最強といわれる名院流撞球拳3代目館長 御手洗雪隠氏に撞球拳の真髄を語ってもらった。
名院流撞球拳館長 御手洗 雪隠氏

生年月日 不明
国籍 日本
主な戦歴 世界バカ・ツゥードゥー優勝
ヒクソン 桜庭クラスなら片手で5分が口ぐせ

 わしが御手洗 雪隠じゃ
男たるもの強くなくてはならん!
男は撞球拳じゃ!なぜなら男は生まれながらにして股にキューとボールを持っているおるのじゃ。
そのキューを使わずしてなにが男じゃ!!
わしの若いときには紀香ちゃんや広末ちゃんのようなかわゆい子が・・・
(以下話が全く別方向にそれた為 編集部が割愛)
演武
 武道は基本に始まり、基本に終わる。型を覚えずに応用技はない!
 格好良く見せることばかり考えず、一つ一つの動作がこれ実戦につながると考えて行なうのじゃ。
 右の青年はわしの弟子でトム・クルーズ君と言ってなパイロット、バーテン、軍人、弁護士、秘密情報部員と仕事が長続きしない困ったやつじゃったが、撞球拳のおかげで心身が鍛えられ、今じゃきれいな奥さんをもらって幸せだそうじゃ。
 皆さんも入門してはいかがかのぅ?


右 演武を行うトム・クルーズ 三段
突き
 基本技のひとつ。
 相手の咽・眼球・金的に対しキューをすばやく突くのじゃ。
 ここで一番大切なのは相手との距離を見切ることじゃ。

 近づぎても離れすぎてもいかん。間合いじゃな。


 打ち
丹田に力をいれ、飛び上がり、気合一閃打ち下ろす一撃必殺の技じゃ。

 薩摩示現流と同じく必ず一の太刀で相手をしとめることじゃ。
 仕損じはすなわち敗北と知れぃ!

右 玉井万作 初段

双棍
キューを二刀流として闘う利点として、
1.多方面からの攻撃を受けられる。
2.防御と攻撃が同時に行なえる。
ということじゃ。
 そもそも二刀流とはかの剣豪 宮本武蔵先生があみ出した二天一流の流れを汲んでいるのじゃ。
宮本武蔵先生はのぅ、鎖がまの名手宍戸梅軒と闘うにあたって、一本の刀で鎖を受け・・(話が終わらないので以下略)

双棍の名手 香港支部師範 ジャッキー・チェン
棍打具
タオルと玉を使った武具を棍打具(こんだっく)という。
 コンタックじゃないぞ。鼻炎の薬じゃないんじゃから。






棍打具を使うN.Y支部師範 スティーヴン・セーガル

奥義

土下座
 撞球拳の奥義のひとつ土下座じゃ。
 まったくもってかなわない相手や大人数の時は土下座をして許しを乞うのじゃ。
 人間なかなか土下座している者には攻撃を加えられないものじゃ。
 この時冷静に周りを観察し、逃げ道を探しておくのがこれすなわち兵法というものじゃ。

さらに奥の手じゃ。どんな手を使ってでも相手を油断させ、その隙に逃げるのじゃ。逃げるが勝ちじゃよ。
奥義 遁走をするポール・ニューマン最高師範と
その弟子トム・クルーズ三段


追記 この取材の3日後、御手洗 雪隠氏は女子高の更衣室を覗いているところを通がかった女子高生に見つかりボコボコにされてしまった。
この事件以前より御手洗氏の人間性はもとより氏の格闘理論を疑問視する声は多い。 撞球格闘術通信 編集部