ビリヤード・ウォーズ クローンの攻撃


とある国のとある研究所

大臣「博士、久しぶりだな」

博士「おお大臣お久しぶりです。連絡がないのでもう来られないのかと思っていましたよ」

大臣「で、例の研究は進んでいるかね?」

博士「依頼のあったクローン・ハスラーですね?ご希望どおり10体ほど用意してございます」

大臣「ふむ。で、オリジナルの方は問題なかろうね?まさか台湾の青幇のボスじゃぁ・・・」

博士「ははは、J.BOYじゃないんですから。大丈夫です。

 ビリヤードが上手くて感情を押さえられる禁欲的な人がオリジナルになって細胞を提供してくれましたから」

大臣「よし、これでビリヤード後進国発展途上国のわが国もビリヤードがオリンピック種目になった時、

 金メダルが狙えるというものよ」

博士「それでは大臣、クローン・ハスラーの練習模様でもモニターで御覧になってみますか?」

大臣「うむ、お願いする。ビリヤードが上手くて感情をコントロール出来るか・・・素晴らしい」

 
モニター

「てめぇ、ちゃんとラックしろよ!」

「ジャンプ・キュー使うんじゃねえょ!」

「男らしくねえぞ!」

「キレた!帰るぞ!!」

大臣「うわっ!!どこが禁欲的やっ!感情爆発しとるやんか!

  博士、オリジナルに問題があるのじゃないのか?一体誰の細胞から作ったのかね?」

博士「おっかしいなぁ?あっ!よく見たらストイック(禁欲的)な人じゃなくて、

ストリックな人をオリジナルにしてましたわ!」